HDDたくさん

・前回までのあらすじ

使っていたiMac様のHDDが故障したっぽくて、
その流れでSSDへの換装を行い、なんやかんやで
事なきを得ました。

その後さらにSSDを買い足し、iMac様のSSDを
最初に買った物から新調。そのSSDをWindowsに
積んだり、さらにHDDも積んだHDD・SSDの
二台体制にしてみたりして…

HDDの接続形式

そんなこんなをしていたらHDDがなんか
余っている…

私はHDDを見かけるとついつい買っちゃったり、
HDDを積み上げて造ったピラミッドを眺めて
悦に入るような趣味は無いので、持っている
HDDはPCや外付けドライブの換装で
余った物が多いです。

なので見返してみると…

持ってるHDD、IDEのばっかり…

ご存じない方に説明しますと、HDDの接続形式は
主にIDESATAと言う二種類が存在します。

細かい事は割愛しますが、パソコンなどから
HDDを取り出してみると、HDDはこんな感じの
接続部分になっているのではないでしょうか。

ide

sata

上がIDE、下がSATAと呼ばれるタイプになります。
IDEは針みたいなピンが剣山みたいにワシャワシャと
出ていて、画像右側の四つのピンには電源コードが
挿入されます。

ちなみにHDDには、デスクトップPCや電源ケーブルが
付いているような大きめの外付けHDDに入っている
タイプ(3.5インチ)とノートパソコンや
外付けポータブルHDDに入っているような
タイプ(2.5インチ)でIDEはIDEでも接続の口が違います。

3.5インチの方はピンが40本なのに対し、2.5インチは
電源分のピンも加わり44本のピンがある物になります。

ま、どうでもいいね(よくない)

対して下の方がSATA形式と呼ばれる物。今日では
ほとんどのHDDはこの形式を採用しており、SSDも
基本このSATA形式が採用されています。

これはSATAの方が後発であり、データを送る
速さもIDEより上だからって話。

接続口はピンではなく ¬ のような形をしています。
左右二本隣接しており、片方はデータ、もう片方は
電源を供給するコードが繋がります。

SATA形式のIDEとの大きな違いは、
HDDが3.5インチでも2.5インチでも接続口は
変わらないと言う点。

これは地味に便利で、iMacのHDD換装の時も
そうでしたが、3.5インチの物が元々入っていた所へ
2.5インチのHDDなりSSDを入れる場合でも、
マウンタを使えば配線はそのまま活かせると言う
利点があります。

記事でも書きましたが、ゲタ的に使うマウンタと、
SATAのコネクタ位置も合わせられるマウンタでは
使い勝手が違うので注意が必要です。

ま、SSDなら内部でブランブランしてたり、
養生テープで貼り付けるだけでも良いんですけど…

養生

レガシーデバイス

ダブついているHDDは2.5インチや3.5インチの物が
ありますが、どっちもIDEのばかりです。SATAの
2.5インチとか一つもない…

なお、IDEのHDDってもう生産終了していて
IDE自体がレガシーデバイス認定されてるみたいです。

わぁすごーいw

すごくない…
では、一昔前のIDE主体のPCはどうすればいいのか?

IDEのHDDの生産終了で、新規の入手どころか
中古の流通もかなり数が減っています。

リサイクルショップへ行くとかつては箱一杯に
IDEのHDDがゴミみたいに(…)詰め込んで
売られていたのに、今回iMacの換装の際に
同じ店に見に行ったら、ほとんど無くなっていました。

※iMac Early2009のHDDはIDEではありません。

加えて言うと、HDDと言うのは消耗品であり、
使い続けて行けば、今回のiMacのように故障し
最終的に交換を要します。

じゃあIDEでHDDを繋いでる古いPCは
使えなくなっちゃう!

っていうかHDDの接続形式がIDEのような
古いPCを今、使おうとすると不便極まりない
はずなので、買い替えた方がよろしいかと…

変換機

それでもIDEじゃないと困るんじゃ!
と言う方、ご安心ください。IDEをSATAの
コネクタに変換するギアーがございます。

例えばこのような物。

こちらは安心と信頼の国産製ですが、
似たような仕組みの物はアマゾンなどで
検索するとウジャウジャ出て来ます。

ここで色々思案します。
IDEの手持ちのHDDとPC、外付けケース、
それらの接続形式と、サイズを勘案して、
変換機をどうかませるか考えて行くと…

わけがわからなくなった

まあでも混乱してるだけでもいられないので、
ワケわからないなりに、いくつか変換機を
購入してみました。

一つはIDEの2.5インチHDDを3.5インチへ
変換する物。
つまり44ピンを40ピン+電源に
変換出来る物です。

変換機1

もう一つは2.5インチのIDE(44ピン)を
SATAに変換する物です。

変換機2

前者は2.5インチのHDDを3.5インチの
ドライブケースで使用可能になります。
実は手持ちで空いてる3.5インチの
ドライブケースがあるので、これに搭載が…
可能なはず。

後者は同じく2.5インチのIDE形式HDDを
Windowsで使用可能になります。

WindowsのPCは先述した通り、当初iMacに
搭載したSSDを流用し、現在は2.5インチの
HDDとのツインドライブ(この表現いいんでしょうか?)
となっていますが、元々メインマシンでもないので
併用しているHDDは別に何でも構わない。

なので手持ちのIDEのHDDを転用すると言うのも
手かと思います。

かの国から出荷します

と言ったような変換機をアマゾンで見繕って
購入したのですが、これマーケットプレイス
経由の購入で、到着予定が購入日の1週間から
2週間後というものすごい大雑把さ。

い…1、2週間!?

知らないと二度見してしまうレベルの
アバウトさですが、ピンと来る人もいるでしょう。

そうです、コレ外国…具体的には中国から
発送されます。

これに関しては、前に同じような感じで
中国発の商品を購入した経験があったので、
特に驚きはしませんでした(その時も、
到着までには2週間ほど要しました)。

ちなみに、2週間と言っているから2週間で
届くだろうなんて考えてるなら、
それは甘いぜ!

この記事を書いている
今現在注文から丁度2週間が経ちましたが、
安定の未到着!!

まあ荷物が貯まったら船便で発送される
らしいので、気をながーくして待つのが
精神衛生上大変よろしいみたいです。

※二つともキッチリ5日遅れでしたが
無事到着しました。

ちなみに、中国から発送と言っても
日本で配達してくれるのは郵便局。
と言っても追跡が出来ない…

片方は配送業者が最初から「日本郵便」と
なっていますが、追跡番号が未記載。
もう一方は…チャイナポスト???

なにそれ?ワシントン・ポスト的なヤツ?

ではなく普通に中国郵政で、日本で言う
日本郵便のことみたいです。
こちらは一応追跡番号が記載されてますが
UIとかCNと入っているので一般的な
それと違うのがわかります。

中国からの荷物の教訓

中国から発送される商品は一般的に、
国内発送の物に比べ格段にお安い事が
多いです。

しかしその代償に、到着まで2週間強〜
下手をすると一ヶ月くらいかかる事も
あるでしょう。

なので、急ぎ手元に欲しいような商品を
注文する事はお勧め出来ません。

安いんだから届くのが遅いのは我慢しろ。
って事でしょうね。急がば回れとは
よく言った物です。

その後…

こうして変換機が二つ届いたのですが〜
届いて思った…

これどう使おう…

以外と使いどころが無い…

とりあえずWindowsの方でSSDと共に
併設されているSATAのHDDを、
IDE→SATAの変換機をかませたIDEのHDDに
替えてみました。

なお、普通に動いてます。変換機の分だけ
HDDが大きくなってしまった関係で、
二台併設出来るマウンタ内でSSDとHDDが
左右を向いちゃってる変な状態ですが、
ちゃんと繋がってるのでまあよかったよかったw

問題は2.5インチIDEを3.5インチIDEコネクタに
変換する方。

これは…何に使おう?

先述した通りIDEは2.5インチと3.5インチで
コネクタ形状が異なります。そして3.5インチは
主にデスクトップPCなどで、2.5インチは主に
ノートパソコンで使用されていました。

そのため、今でも入手可能なIDEのHDDは
基本的に3.5インチの物の方が、大容量の物が
手に入りやすいです。

私の手持ちのIDEのHDDも2.5インチの方は
だいたい小兵、3.5インチの方は割と
余裕のある物が多い感じ。

IDEのHDDは減る一方でしょうから、
IDEを変換する機器の需要も下がる一方かも
知れませんね。
一方でSATAをIDEに変換する物は必要かも。
HDDをIDEで接続しているPCはまだまだ世の中
あるでしょうから。

外付けケース様

これまでibookやiMacのHDD交換や、
Macの初期化作業などで役に立ったと
書いて来たのが、Firewireで接続出来る
外付けHDDでした。

一時期のMacはFirewire採用を進め、
Firewireの外付けドライブからなら
外部起動が出来たりしました。

その時期のMacを使うなら一つは
持っておきたいのが、Firewireで
接続出来る外付けドライブと
言っていいでしょう。

Firewire_logo

ただ、Firewireはすでにレガシーデバイスに
片足突っ込んでいるような状態です。

推奨していたAppleは近年のMacでは、
Firewireからより高速な規格である
Thunderboltの採用を行っていますし、
それに伴いFirewireの周辺機器は
激減しているのが昨今。

話を戻しまして、
私が持っているのは2.5インチの
IDE外付けケースが二つ。
3.5インチのIDE外付けケースが
一つ。3つ全てFirewireで
接続出来ます。

3つもあれば十分な気もしますが、
接続形式が全部IDEと言うのが
困り者。ここに変換機をかませると
どうなるのかで、頭がこんがらかって
いる現状です。

加えて、どのケースも接続形式が
FirewireはFirewireでもFirewire400
なのも気になります。

Firewireのバージョン

Firewire400?

USBが1.0から3へと進化して来たように、
地味にFirewireにもバージョン
と言うものがあります。

最初に登場したのが、これまで書いて来た
Firewire400

6pin

長っ細い六角形の形状をしていて、
知らない人が見ると「何じゃこりゃ?」
と思うであろうコネクタがこれだったりします。

4pin

Firewire400には、凹みたいな形をした
小さなコネクタもあります。コンパクトな
作りの反面、電力供給は行いません。

機器によってはこの両方のコネクタが
付いていたりします。

9pin

で、
四角の中に凹が入ったような不思議な
形状のコネクタが、発展版である
Firewire800のコネクタです。
(画像は変換器ですが)

Firewire800はその名の通りFirewire400の
倍の速度を持っているとされます。

これは、最新のUSB3には劣りますが、
USB2.0よりは高速です。
その速度800Mbps

かいつまんで言うと1秒間に100MBの
データをやり取り出来る速さ
…のはず。

これまで使っていたMacminiには
Firewire400のコネクタしかありませんでした。
しかし、iMac様はFirewire800のコネクタが
付いています。

なら800Mbpsを体感したいですよね〜w

しかし早くもレガシー化してしまっている
Firewireの、さらに800で接続される周辺機器は
かなり数が少なく、現状お値段が高騰…
あるいは流通量が激減しています。

Firewire800ケース様

なので
オークションで入手しました。

ネットを見回すとFirewire800に対応した
ケースを出しているメーカとして、
LaCie(ラシー)、林檎派(秋葉館のブランド?)
がヒットしますが、今回入手したのは
AKiTiOというブランドです。

なにそれ…

そもそもAKiTiOってなんて読むんだろう?
アキティオ?

調べた所どうも台湾の企業である
「艾客優品」(がいかくゆうひん?)の
英語名みたいです。

へぇ…

U3+

具体的にはこれ。Neutrino U3+
(ニュートリノ U3 プラス)と言うモデルです。
すげえ名前だ…

まあメーカの国籍より、まずは
外付けケース様がつながるかどうか。
Firewire800のケーブルでiMac様と
外付けドライブを繋いでみましょう。

繋がったー!!
うわ〜速〜い!

のか…?

繋がっただけでどう速いのか
わからない…

そこでベンチマークってのを
計ってみる事にしました。
ベンチマークだなんて、
なんだか一端にPCをいじる人
みたいですねえ。

私今までドライブの速度なんて
計った事無いですよ…

で、今回ベンチマーク測定に
使用したのは「Xbench」
Macにもそれなりにソフトはある
ようなのですが、さしあたって
Snow Leopardで使えて、
無料の物で探したらこれが
ヒットしました。

Xbench

Windowsですと緑色のバーが表示される
わかりやすそうなベンチマークソフトが
あるみたいですけど、このXbenchは
質実剛健と言うかシンプルイズベストと言うか
文字だけの表示です。

なので数値がどういう意味かいまいちわからない…
4kとか256kって何を指しているんだろう?

ベンチマーク

まあ数字がデカい=エラいって事みたいなので、
とりあえず手持ちのHDDのなかから
USB2.0、Firewire400、Firewire800
それぞれで接続している物で速度を
計ってみましょうか。

USB2.0

Sequential 48.96
Uncached Write 62.14 38.15 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 62.33 35.27 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 27.57 8.07 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 75.30 37.85 MB/sec [256K blocks]
Random 41.90
Uncached Write 13.98 1.48 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 111.29 35.63 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 137.14 0.97 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 130.46 24.21 MB/sec [256K blocks]

Firewire400

Sequential 43.68
Uncached Write 43.65 26.80 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 43.27 24.48 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 38.16 11.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 51.69 25.98 MB/sec [256K blocks]
Random 41.40
Uncached Write 17.94 1.90 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 73.90 23.66 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 69.72 0.49 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 77.02 14.29 MB/sec [256K blocks]

Firewire800

Sequential 87.14
Uncached Write 60.13 36.92 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 110.71 62.64 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 74.69 21.86 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 145.93 73.34 MB/sec [256K blocks]
Random 11.10
Uncached Write 3.20 0.34 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 38.70 12.39 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 70.77 0.50 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 125.48 23.28 MB/sec [256K blocks]

なるほどわからん。

Xbenchが数値を出してはくれましたが、
この数値が何を意味しているのか
コレガワカラナイ。

Sequential(シーケンシャル?)の値を
見るとFirewire400だと41という値なのに対し
Firewire800だと87という値になって
いますね。

Firewire800は文字通り400の倍の速度と
書きましたが、この値がそれでしょうか?

Firewire400とUSB2.0は
どっこいどっこいの性能と聞いた気が
するのですが、この値を見る限りでは
だいたいその通りみたいです。

どちらも値は40台。若干USB2.0の方が
値が上の様子。

ちなみにどの値も外付けHDDの物なので、
SSDに換装するとまた数値が変わって
来るはずです。

特にFirewire800のケース+SSDの
組み合わせでどうなるのか気になる所。

それをするためにはまずSSDをもう一台
手配しないといけないですが…

まあ、なんやかんやありましたが、
iMacのHDD故障から始まった一連の
騒動はこれにて終了。


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