KiSSでマルチパレットとパレット組は両立するのか?

その名の通りです。KiSSデータにおいてマルチパレットとパレット組は
両立するのか否か。

 当項目を見るに際し、KiSSデータの仕組み、特にパレット周りの名称については
理解できている物としてお話しさせていただきます。が、マルチパレットと
パレット組についてのみ簡単に説明しましょう。

マルチパレット
16色のパレットを256色分16個まで並列して使用できるシステムです。
管理がしやすいですが256色のパレットと比べると表現力は落ちます。

パレット組
16色のパレットにカラーパターンを設けるシステムです。セルファイルを
増やす事なくバリエーションを生み出せます。

 当サイトでもこれらを用いてKiSSの製作を行ってきました。私はどういうわけか
256色のデータ作成に二の足を踏むので、マルチパレットを好む傾向にあるようです。
当方のデータではリップヴァーンのKiSSや教授のKiSSでマルチパレットを、ジュンの
データでパレット組を採用しています。

 OSXではKiSSのパレットであるKCFファイルをいじれないので、どうしても作成が
面倒に感じてしまいます(そのため私はパレット組用のパレットを作成する際は
Windows上のKeditを用いて行っています)。
OSX上でもKCFを操作できるソフトがあればいいのですが、そう言うソフトを
見つけられていません。もし、そういったソフトがあるならぜひご一報ください。

やってみよう

うだうだ考えてもしょうがないので、実際にデータを作成して検証してみましょう。

今回使うのはかつて「房央重工」という名前で設けていたサイトで作られたデータです。
 今回ウェブアーカイブからサルベージに成功したので、このデータを手直ししつつ
検証に使用していみたいと思います。しかし、この当時もKiSSを作っていたんですねぇ…
なお、もっと前にもKiSS作りはやっていたりします。そちらのデータは回収できて
いません。

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ちなみにデータはこちら。ストリートファイターシリーズのさくらです。

クラシック時代のMacはCelmakerでパレット組を持ったKCFデータを作れたのですが
OSXはそれができません。そもそも最新のOSにはローダーすら未対応と言う事ですから
さもありなんと言った所でしょうか。

 ではさっそく検証開始です。
上記データは最初からパレット組を持ったデータとして作られていますので、
ここにマルチパレットを導入する形になりますね。とりあえず本体と
それに付随するセルのパレットを独立させてマルチ化してみましょう。

デフォルトのパレット組を持ったパレット「plt_5.KCF」と今の工程で作成された
「body.KCF」をマルチパレットして扱うように.cnfを書き換えます。

結果

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あ、ダメだこりゃ…

しかし、なんでこうなるのでしょう?
パレット組の二番目のパレットが使われているのでしょうか?
でもそれとも違うように見えますが…

じゃあbody.KCFもパレット組にしたらどうなるんでしょう?

 始めたんですからやってみましょう。body.KCFにplt_5.KCFと同数のパレット組を
持たせてみます。この作業は上でも書きましたがWindows10上でKeditを
使用します。

結果

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成功!

結果:マルチパレットとパレット組は両立する!

 しかもパレットを変更するとマルチパレットに設定されたパレット組も変更されるため
最大256色までの色数でカラバリを生み出せる…

すごい…すごすぎる…
これを有効活用できれば…想像だに出来ないデータの作成も可能なのでは…

超面倒臭そうですけどw

と、ここでふと思った事が…
256色でパレット組って出来るんでしょうか…?

疑問その2
最新のKiSSローダーだとマルチパレットを
16個以上持てたりしないでしょうか?


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